性犯罪者の頭の中 (幻冬舎新書) [ 鈴木伸元 ]
幻冬舎新書 鈴木伸元 幻冬舎セイ ハンザイシャ ノ アタマ ノ ナカ スズキ,ノブモト 発行年月:2014年05月 ページ数:221p サイズ:新書 ISBN:9784344983472 鈴木伸元(スズキノブモト) 1996年東京大学教養学部卒業。
同年NHK入局。
報道番組ディレクター。
「NHKスペシャル」「クローズアップ現代」などを担当。
ギャラクシー賞の奨励賞を二度受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 性犯罪で「スキルアップ」(性犯罪者からの手紙/「性犯罪はゲームのような感覚だった」 ほか)/第2章 性犯罪者の特徴(「他人を支配したかった」/背景には「父のようになりたい」 ほか)/第3章 性犯罪の実態(日本の性犯罪被害者はとても多い/昭和33年以降、なぜ性犯罪は急増したのか ほか)/第4章 性犯罪は減らせるのか(性犯罪者はどんな指導を受けるのか/「女性は喜んでいる」と考える“認知のゆがみ” ほか) 平成24年、警察に届けられた強姦は1240件、強制わいせつは7263件。
だが実際の被害は約10倍とも言われる。
性犯罪者は「外見も気持ち悪い人」と思われがちだが、実は身なりも会話も普通で結婚しているケースも多い。
そんな彼らはなぜ性犯罪をし続けるのか?「強姦するたびに自分がレベルアップしていく感覚があった」と十数件の性犯罪を繰り返す者もいれば、性犯罪をやめられない自分を苦に自殺する者もいる。
共通するのは日常生活での“満たされなさ”。
その感情がどう変化していくのか。
彼らを性犯罪へと駆り立てる心の闇を赤裸々に綴った一冊。
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